Krea Nodesがマルチプレイヤーに対応しました。あなたとチームが同じ Nodes プロジェクトを開き、一緒に編集できます。全員が同じキャンバスを見ていて、変更はその場で反映されます。
これまでワークフローを共有するには、リンクを送ってフィードバックを待ち、自分で修正する必要がありました。Multiplayer Nodes なら、アートディレクターがプロンプトをつなぎ直している間に、デザイナーが参照画像を差し替え、プロデューサーが動画ステップを実行キューに入れられます。すべてが1つのキャンバス上で進むので、final_v7_REAL.json をメールで回す必要はありません。
Multiplayer Nodes とは
Multiplayer Nodes は、Krea のノードベースのワークフローエディタにリアルタイムのコラボレーションをもたらす機能です。Nodes プロジェクトはグラフで、画像・動画・テキストのノードがエッジでつながり、各ノードの出力が次のノードへ渡されます。マルチプレイヤーなら、複数人が同時にそのグラフを構築し、実行できます。
- ライブ共同編集。 ノードの移動、エッジの接続、プロンプトの変更、モデルの切り替え、付箋の追加など、すべてがプロジェクトの全員に同期されます。
- ライブプレゼンス。 共同作業者ごとに専用の色が割り当てられます。カーソル、選択中のノード、追加選択のためにドラッグしている範囲が見えます。
- 共有実行。 誰かがノードやチェーンを実行すると、待機中、実行中、完了へと進む様子が全員に見え、出力は全員の画面に届きます。
- 個人単位の取り消し。 取り消しとやり直しは自分の変更だけが対象です。⌘Z を押しても、チームメイトの作業が消えることはありません。
例:ランプのキャンペーンでアートディレクションする
光沢のある赤い陶器のキノコ型ランプのキャンペーンを、チームで制作しているとします。1人が商品ショットとカラームードボードをキャンバスに置きます。別の1人がそれらを複数の画像ノードにつなぎ、シーンごとに用意します。ブルーアワーの寝室、ゴールデンアワーの砂漠、スイミングプールなどです。
1つのキャンバス、3つのシーン、3人で制作
商品ショット + ムードボード → シーンのバリエーションを、Nodes で一緒に構築して実行
アートディレクターが砂漠のプロンプトを調整している間、デザイナーにはそのノード上にあるカーソルが見えます。そこには手を触れず、代わりにプールのシーンを仕上げます。誰かが実行すると、結果が届く様子をチーム全員が見られます。画面共有も、「最新版を送ってもらえますか?」というやり取りも要りません。
共有の仕組み
Nodes プロジェクトを開き、Share をクリックします。ダイアログでは、3段階の一般アクセスと個別の招待を設定できます。
- Private。 招待した人だけがプロジェクトを開けます。
- Workspace。 アクティブなワークスペースの全員が開けます。メンバーを can view(閲覧のみ)にするか can edit(編集可)にするかを選べます。
- Public link。 リンクを知っている人なら誰でもプロジェクトを閲覧できます。
特定の人を招待するには、Add people from your workspace… に名前を入力して選び、Can view か Can edit を指定します。編集権限が有効なのは、そのプロジェクトが属するワークスペース内だけです。
個別の権限に加えて、ワークスペース共有でもアクセス権を得ている場合は、高いほうのレベルが適用されます。たとえば閲覧者として招待されたチームメイトでも、ワークスペース全体に編集権限があれば編集できます。
権限の早見表
| 共有 | アクセスできる人 | できること |
|---|---|---|
| Private | 招待された人のみ | 各招待で許可された内容 |
| Workspace、can view | ワークスペースのメンバー | グラフの閲覧、複製 |
| Workspace、can edit | ワークスペースのメンバー | 編集、ノードの実行、出力と履歴の閲覧 |
| 個人、can view | ワークスペースのメンバー1人 | グラフの閲覧、複製 |
| 個人、can edit | ワークスペースのメンバー1人 | 編集、ノードの実行、出力と履歴の閲覧 |
| Public link | リンクを知っている全員 | グラフの閲覧、複製 |
閲覧者に見えるのは、ノード、その接続、入力といったワークフローの構造です。生成された出力や実行履歴は見えず、何も実行できません。ただし、プロジェクトを複製して自分用のコピーを作り、リミックスできます。そのため、再利用できるワークフローテンプレートを共有するには、公開リンクが便利です。
2人が同時に編集するとどうなるか
- 別々の箇所: どちらの変更も反映されます。誰かがプロンプトを編集している間にノードを動かしても問題ありません。
- 同じフィールド: 最後の編集が優先されます。2人が同じプロンプトに入力した場合は、後からの変更が残ります。ライブカーソルで作業中の場所がわかるため、これはまれです。
- 取り消し: 取り消しの履歴は自分専用です。自分が変更したノードとエッジだけが元に戻り、チームメイトの編集はそのまま残ります。
- バージョン履歴: Nodes は、プロジェクトが変化するたびにスナップショットを保存します。間隔は最短5分に1回、保存期間は5日間です。試行錯誤がうまくいかなかったときは、以前のバージョンをプレビューして復元できます。
実行とクレジット
編集権限を持つ人は誰でもノードを実行できます。各実行はプロジェクトの全員に見え、完成した出力はノードの履歴に保存されて、すべての編集者が利用できます。
実行を開始した人が費用を負担します。 ジョブは、ジョブを送信した人のアクティブなワークスペースに課金されます。チェーンを開始すると、あなたのタブが次のステップを順に送信し、別のタブに切り替えてもチェーンは実行され続けます。ほかの共同作業者は、結果が届くのを見ているだけです。
Agent も共同作業者
Krea の Agentや MCP クライアントは、人間と同じ操作で Nodes プロジェクトを編集します。Agent にステップの追加やグラフの接続変更を頼むと、その変更はチームメイトの編集と同じようにキャンバス上の全員へ同期されます。
利用できるプラン
- 閲覧共有(ワークスペース閲覧、個人閲覧、公開リンク)はすべてのプランで利用できます。
- 編集共有とライブプレゼンス(共同編集、ライブカーソル、共同作業者間の共有実行)は Krea Enterprise で利用できます。編集権限は、アクティブなワークスペースが Enterprise である間有効です。ワークスペースが Enterprise でなくなると、編集権限は閲覧権限として扱われ、Enterprise に戻れば復活します。
チームで同じキャンバスを使いたい場合は、Enterprise についてお問い合わせください。
Multiplayer Nodes が活躍する場面
- 代理店とクライアントレビュー。 閲覧リンクを共有してクライアントにワークフローを追ってもらい、最終仕上げはチームでライブに構築します。
- スタジオや社内チーム。 大規模なパイプライン(参照素材、シーンのバリエーション、アップスケール、動画)を分担し、1つのキャンバス上で並行して構築します。
- 授業やワークショップ。 受講者の目の前でワークフローをライブで組み立て、その後に公開リンクを渡せば、複製して自由に試してもらえます。
- テンプレート。 完成度の高いワークフローを公開リンクとして配布します。誰でも複製して、自分のものとして実行できます。


